秋である。秋は、なんたって忙しい。
食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋。秋はいろいろやることが多い。
まず食欲の秋。パクパク食べた途端、お腹の出っ張りをみてたちまち反省。食べすぎ是正のウオーキングと意気込んだものの恒例の三日坊主。スポーツだめなら読書でもとベットで本を開いた途端、睡眠薬代わりでスヤスヤ。かくなる上はコンサートと気取って行ったのはいいが、鼾をかいて顰蹙を撒き散らす始末。
ホント、秋は忙しい。おまけに秋は、「女心と秋の空」の秋でもあり、「秋深し隣は何をする人ぞ」の秋でもあり、「天高く馬肥える秋」の秋でもある。
だから、彼女から「ああでもないけど、こうでもない」と言われて悩み、隣の美人の奥さんはいつもダンナを置いて着飾ってどこに行くのだろうと悩み、「天高く馬肥える秋」でなく、どうして「天高くブタ肥える秋」ではいけないのかと悩まなくちゃならない。
このように秋は悩み多き季節、そう失恋の秋でもある。
春に恋に目覚め、夏に恋に燃え、秋に失恋する。華やかな春に失恋は似合わないし、ホットな夏は激しい恋が似合う。だから、失恋ははらはらと枯葉散る秋でなくちゃあいけない。
俵万智さんの歌に
『八枚の花びらを持つコスモスの いつでも「きらい」で終わる占い』というのがある。
コスモスの花びらは8枚。だから「好き」から始めれば必ず「きらい」で終わるのは分かっている。でも 何故か「好き」から始める少女の切ない心。
一方的な恋をコスモスの花占いに託したこの句は、少女にとっては、ほのかな感傷を感じさせる失恋も、また憧れなのであろう。
秋。秋にふさわしく、あなたも失恋してみませんか。エ? 恋をしていないのに、どうやって失恋するのって? ウーン そんなこと言われてもねえ‥‥。
2004年10月アーカイブ
10月はハッピーウエデング。うまくいけば死ぬまで一緒。そこで、これは夫婦の一生についてのオハナシです。
『20代の結婚‥‥それは愛。愛とはすべてが美化され、美しくお互いを引きつけあう。
30代になると子供によって夫婦は結びあわされ平和を保ち、愛を確認しあう。
人間は愚かだから、40代になって夫婦であることを守るために努力するようになる。あらゆる意味のお互いの努力が実って、そのとき結婚は持続する。
50代になってそろそろむずかしくなってきたカップルは、それぞれの立場で我が生まれ、それを思いやり忍耐して50代をすごし、子供たちの成長を見守っている。
60代になるとあきらめの境地に達し、他に喜びを見つけ、個々の生き方を考えるカップルもある。
70代になると、いい結婚をしたとお互いに感謝しあうようになるし、そうでない人は憎悪の念を持ったりする。
また80代になるとすばらしい結婚をした人はお互い神様になり、まずい場合は男と女の化石になってしまう』ーー村田昭二「人心の時代」から
ウーン 実感。夫婦をするって大変なコトなんですね。あなたはどのレベル?
お互い化石にならないようにしましょうね。