2004年12月15日
形のない贈り物を あの人に
街は すっかりクリスマスを装って光に彩られ、流れてくるクリスマスソングを聴くと、心ときめいて、すっかりオジさんだけど、気分はドキドキ。
我が家は仏壇があって浄土真宗ということになっているが、お正月の三社参りにはお寺と神社に行って「あれもこれも全部願いが叶いますように。その割りにお賽銭は少ないけど勘弁してください」と盛大にお願いをする。
情け深い神様や仏様のことだから「八方美人的にあちらこちらで頼みごとしたって叶う訳がないだろう」なんてケチなことは思わないに違いない、そう思ってお祈りをする。
そんな訳だから、クリスマスも大好きである。仏様や神様にはご遠慮いただき「メリークリスマス」といいながら大好きなケーキをぱくぱく。これだから、クリスマスはやめられない。
クリスマスにちなんだ映画はいろいろあるけれど、私のお気に入りは1994年のアメリカ映画「34丁目の奇跡」。
この映画はクリスマスが近づくとよくTVで放映されるが、「サンタは存在するんだ!!!」という心あたたまる映画である。
この映画は、ニューヨークの34丁目にあるデパートで、サンタに扮して子供たちの人気者となったお爺さんが「実は、わしは本物のサンタじゃよ」と言い始めたことから起きる騒動を描いたものである。そして、「本物のサンタがいるなんて信じられない」と云う大人たちに、このサンタと称するお爺さんは「信じる心を失ったら、疑うだけの人生になってしまう」と話す。
人は大人になると「ウン サンタはいるよ。デパートに行けば会えるよ」と、はなはだミもフタもない言い方をする。
そりゃあ、サンタはデパートにもいるけれど、幼いころ、みんなの心の中にもいたのである。ただ、大人になって、それを忘れてしまっているだけである。幼いころ、サンタがいると信じた心を取り戻すことが出来たらと思う。それが出来なくても、この映画のように、せめてサンタはいると信じる心を持ちたいと思う。それが出来たら、人の心は、この時代、こんなにも壊れることはなかったのではないかという気がする。
哀しく切なくてつらい出来事が多かった年だけど サンタのように、人に「優しさ」をプレゼント出来たら最高である。物があふれている時代だからこそ、高価な品物より形のない贈り物‥‥そう、あなたの優しさの方が価値のある贈り物にるという気がする。優しさという形のない贈り物、ウーン、これってタダ!!!
5月から始まったこのコラム、読んでいただいてありがとうございます。今年、いろいろなことがあなたにも起こったとは思いますが、イヤなことはゴミ箱ポイして、云われて嬉しかったこと、心ときめいたこと、幸せ感じたことなど、心のアルバムに張って大切にしまっておいてください。
それでは、よいお年を!!
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2004年12月01日
ま、いいか。
もう12月。
「もういくつ寝るとお正月」と歌った幼い頃は、時がたつのが遅くってじれったい思いをしたものであるが、年をとるとアレヨアレヨとばかり時が駆け抜けて
「エーッ もう12月!!!」となってしまう。
人生の持ち時間の大半を使い切ってしまった私などは、過ぎ去った時間より、残された時間の方が大切なのはよくわかっているけれど、
「今日がなければ明日があるさ」と、ノホホンとグウタラと一日を送り、またたくまに時を積み重ねてしまう。
一日生きたということは、一日死に近づいたということだから、本当は
「明日のために今日がある」と、もっと、大事に一日を送らなくちゃあならないのである。
てなエラソウなことを言っても、とかくこの世はままならぬ。好むと好まざるとにかかわらず仕事はしなくちゃならないし、今、NHKのBS放送でやっているゴジラ映画のシリーズは見なくちゃあならないし、読みかけの歌野晶牛のミステリィ「葉桜の季節に君を想うということ」がどう展開していくかも気になるし、映画「ハウルの動く城」も公開されたし、タウン誌の「安くておいしい鍋特集」など読んで、忘年会はどこに行こうかと悩まなければならないし、ホント、どうでもいいことで忙しい。有意義なことなど、これっぽちもする暇などないのである。
だけど、まあ、アタフタと一日精一杯生きて、小さな幸せを一つでも見つけることが出来たら、それはそれでいいのではないかという気もする。
つらく切ないことばかり多いけど、
「小さな幸せ見つけた!!!」そう思える日を少しでも持てたら‥‥と、そう思う。
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