2005年03月15日
そこで 再び コマーシャル
今年の3月は、我が生涯最悪の月。なんたって、気象庁が1985年観測を始めて以来、最大の花粉だそうである。
私は、自慢じゃないが、20数年前気象庁が観測を始める前から、花粉症にかかっている。いつも時代の後端を走っている私なのに、なんと時代の先端を切って花粉症にかかってしまた。
その花粉症のベテランを任じている私であるが、20数年にわたる花粉症との健気な闘いのなかで、今年は最悪。特に目と鼻に攻撃をかけられ、
「目ン玉をほじくり返したいほどに痒く」
「水道の栓が壊れたように鼻水たれ流れ」という有様である。
ホント、空前絶後に阿鼻叫喚。完全にお手上げである。
1C㎡に花粉が50個以上ある時に「花粉が非常に多い」と気象庁は表現しているが、まことに手ぬるい。そんなオ上品な言い方だと,非花粉症人からは「ア、ソー」とか「フーン」とか位の反応ですまされてしまう。
言いたくないが「1C㎡に50個」である。私から言わせれば
「花粉が非常に多い」ではなくて
「花粉がギュウギュウと積み重なって降っている」位の表現をしてもらわなければ、立つ瀬がない。「豪雪」という表現があるように、これは「豪粉」である。
ああ、それなのにである。この恐怖の季節の真っ只中である3月13日に、私が所属する合唱団「北九州を歌う会」の演奏会が厚生年金ホールであった。合唱組曲『北九州』の演奏会である。
毎年、病院から貰っている花粉症の薬は、飲み薬1種類に目と鼻と喉の薬はそれぞれ2種類。そこで、この目鼻喉の3種の神器を駆使して演奏会に望んだら、当日は雪模様。豪粉は雪とともに去ってしまった。
これも、やっぱり日頃の私の行いが良かったせいであろう。と言ったら、うちのかみさんいわく
「それって自己チュウ。あなたの日頃の行いが悪いから雪になって、お客さん大迷惑。」
フーン、ヘンな考え方。とかく、うちのかみさんはヘ理屈っぽくていけない。
かくして、私もなんとか歌い終え、合唱組曲「北九州」の演奏会は無事終了。皆さんのご協力のお陰で 満員!!! 感動の嵐‥‥と、拍手の大きさから勝手に解釈する。
私は、当然ながら目をウルウルさせて、‥‥念のため断っておくが、これは感動のためのウルウルであって、花粉症のウルウルではない。‥‥すこぶる付きでイイ気分になってしまった。
なんという『快感!!!』 歌うことで、こんな痴的快感‥‥ン? 訂正、知的快感を感じることが出来るなんて最高である。
それに
「ソーちゃん、歌いだしの時、口の開け方がワンテンポ遅れていたぞ」とか
「歌ってない時に下を向いたらダメよ。ソー八さんのうっすらハゲ模様が丸見え」なんてことは、皆さん紳士淑女の方ばかりだから、いくら心で思っていても口に出しては言わない。友は持つべきものである。だから、しっつこいようだが、すこぶる付きでイイ気分である。
私くらいの年になると、切なくて涙することはあっても、心さび付いて感動のあまり涙ぐむなんてことはまずない。そんな私でさえも、心あふれ揺さぶられる。
だけど、これって合唱団で歌ってこそ、初めて得られる快感!!!
そこでコマーシャル。
『歌ってストレス解消。肺活量が増えて声が良くなるうえに顔つきも生き生きしてきて姿勢も良くなり歌詞を覚えてアホ化症候群も防げ素敵な仲間も増えカラオケではなくてフルオーケストラの演奏でステージに立てる合唱団に入会しましょう。ホント、イイことばかりなんだから‥‥。』
アー ‥‥ 疲れた。売込みってタイヘン!!!
「北九州を歌う会」合唱団員募集
1.練習日--------毎週月曜日 18時30分~21時
2.場所----------北九州市小倉北区大手町ムーブ
3.会費----------前期・後期各3000円
4.合唱指導------中山 敦(梅光女学院大学教授)
5.ピアノ 伴奏----松本 郁子
※ お問い合わせは事務局三宅まで(℡093-581-3295)
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2005年03月01日
そこで コマーシャル
1998年、定年を迎え花の東京での13年間にわたる独身生活‥‥ン? 訂正、単身生活にピリオドを打ち
「亭主元気で留守がいい」をモットーとするかみさんのいる北九州市に戻ってきた。
すると「うちの合唱団、シロウトでもいいの。女性ばっかりで男性チラホラ。入会してよ」と知り合いの女性から誘われたのである。
私は合唱経験0だけど、女性への抵抗力も0。それで「ウン、入る、入る」と答えてしまった。
無論、こりゃモテルかもと下心付で参加したのは言うまでもない。ところが、女性は多かったのだけれど‥‥エーット、前美人に元美人に旧美人がいっぱい。でも、こちとら、髪の毛うっすらハゲ模様だから、贅沢は言えぬ。
とこらが、練習するのを聞いてビックリ!!! 私は筋金入りの「ド・シロウト」。メンバーは、素敵に「ジ・クロウト」。話が違うと言ったら
「大丈夫。みんな初めはシロウト」
どうも、みんなシロウトからクロウトに華麗なる変身を遂げたらしいが、私はシロウトのなれの果てで終わり「永遠の新人」と謳われるかもしれぬ。
この合唱団の名前は「北九州を歌う会」。今は亡き團伊玖摩先生が、北九州市政15周年を記念して合唱組曲「北九州」を作曲。この曲を歌うために、1992年に結成された150人からなる合唱団である。
毎年3月に九州交響楽団の演奏でこの組曲「北九州」の定期演奏会が開かれるが、最初に出たステージでは、うまく歌えたはずもないのに、何故か、老朽化したよれよれのハートが、鮮やかに甦り涙してしまった。
この合唱組曲は,児童合唱や小倉祇園太鼓なども組み込んだオーケストラのための組曲で、北九州という街が持つさまざまな顔を、あるときはやさしくしっとりと、ある時は楽しく勇壮にイメージ豊かに表現し、最後に
「北九州 北九州 ふるさとやよし」と歌って終わる。演奏時間約40分。
私は、父が転勤族であったため、高校卒業までに17回も引越しを繰り返し、自慢じゃないが故郷と言えるものがない。ところが、この曲をステージで歌った途端、
「ああ、北九州がふるさとなんだ」と、たちまちにしてふるさとが誕生してしまった。
ホント、この曲は摩訶不思議な魔力を持っていて、この最後のフレーズの「ふるさとやよし」と歌うと、賞味期限の切れた私の心でも、胸キュンとなるのである。
てなことを、いくら力説しても「フーン」とか「ア、ソー」とか疑惑の眼差しである。そうなりゃ、これは聴いてみなければこの曲の凄さは分からない。
そこで コマーシャル。
『すこぶる付の素敵なひとと、アアしてコウしてアアなって、まずはめでたしめでたしとなる以上の豪華絢爛な幸せを感じるうえに、演奏会が終わった後、隣のシートに座ったすこぶる付の素敵なひとと、アアしてコウしてアアなって、まずはめでたしめでたしとなるかもしれないコンサートにどうぞ』
アー‥‥疲れた。売込みってタイヘン!!!
合唱組曲「北九州」演奏会
日 時 3月13日(日)15時開演
会 場 九州厚生年金会館(北九州市小倉北区)
入 場 料 2000円
演 奏 九州交響楽団 ・ 指揮 増井信貴
合 唱 北九州を歌う会 ・ 北九州市内少年少女合唱団
祇園太鼓 小倉祇園太鼓保存振興会
チケットの申し込みは、私のメールアドレス(sohachi@morrie.biz)までどうぞ。
なお、インターネットで「合唱組曲北九州」と検索してもらえば、演奏会の詳しい情報がみられます。
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