2006年02月15日

なんたって バレンタイン

 2月12日の朝日新聞の日曜版beに日本男性は、世界的に見て「惚れやすい」性格だという調査結果が出ていた。
 恋愛小説を出版しているハーレクインが、世界22カ国の男女を対象に一目惚れについて調べたそうである。一目惚れの経験があると答えた日本の男性は68%。世界平均は54%で、1位は中国の73%、2位はメキシコで72%、3位がイタリヤと並んで日本だそうである。ちなみに最下位はアメリカで27%。 
 日本は68%と聞いて、惚れっぽくって振られっぽい私は、自分だけじゃないんだと、まずは一安心。
 私は、街角で歩いてくるすこぶる付きの美人を見ると、私の頭の中の恋ピューターがたちまち作動。彼女とああしてこうしてああなってと、瞬時に心はバラ色ピンク色。ヤッターと思ってすれ違った途端、振り返えって見ると、彼女も振り返って「ニッコリ」ーーなんてことはないんですな。
 スタスタと後姿を見せて歩き去り「ハイ、それまでよ」
 人生は短く、美人は多い。私の恋ピューターはフル回転で、忙しい限りである。
 ところで、日本男性が惚れっぽいのは「不釣合いな相手を、恋の相手と錯覚する自己認識の甘いタイプが多いから」ということらしい。
 フーン、だ。私、背は高からず高からず、メガネ付きで、おまけに髪の毛うっすらハゲ模様だもんね。これじゃ、彼女が振り返らないのも当たり前っていう訳? でも、数打ちゃ当たるって言うでしょ。回数では、他の誰よりもヒケを取らない自信があるから、コリずに頑張ろう。
 ところで、日本女性の一目惚れ経験者は48%で男性より低い。もし、バレンタインが、男性がプレゼントする方だったら、タイヘン。惚れっぽい男性が、下心をなびかせながら鼻の下をナガーーークしてチョコ売り場に押し寄せ、大混乱を引き起こしたに違いない。

 さて、昨日はバレンタイン。あなたの想い、届きましたか。

『餌はチョコ 社内の海に 竿を垂れ』とか
『チョコ選び 愛・義理・投資と 分別す』という余裕の女性もいるでしょうけど
『賞味期限 私のチョコも 崖っぷち』の人にとっては
『今年こそ ハート射止める 刺客チョコ』と勝負。そして、めでたく
『100人の チョコより彼女の チョコ一つ』と、ハッピイバレンタインになったらいいですね。でも、
『ハート型 作ってちょっと おじけづく』ような女性が 
『義理チョコと 好きな彼氏に 言うつらさ』となってしまっても
『義理チョコが 忘れられない 人となり』となることもあるのでしょうから、メゲずにがんばりましょう。

 でも、男性にとってもドキドキなんです。
『想定の 範囲を越えて 欲しいチョコ』なんだけど
『残業の 疲れを癒す チョコの箱』ですし
『この年で 義理でも幸せ チョコがくる』なんですから
『安いチョコ 義理でそのうえ 連名で』でもいいから、プレゼントしましょうね。
 だけど、私のようにたそがれ時の人間にとっては
『義理チョコの 数と髪の毛 またも減り』なんですね。
 ウーン なみだ涙のバレンタインなのです!!!

 上記の川柳はメリーチョコレートカムパニーが募集した「第9回バレンタインどきどき、ワクワク川柳傑作選」より引用した。作者は、選んだ川柳の上から順に
 女性/30歳/会社員/金沢市:女性/72歳/主婦/横浜市:女性/66歳/主婦/甲府市:男性/52歳/会社員/板橋区:女性/21歳/アルバイト/大船渡市:女性/20歳/学生/熊本市;男性/57歳/会社員/横浜市;女性/31歳/エステ/柳井市:男性/45歳/会社員/横浜市:男性/44歳/会社員/名古屋市:男性/72歳/無職/村上市:女性/53歳/主婦/名古屋市:男性/49歳/会社員/八街市

夢旅人 » 風に吹かれて » なんたって バレンタイン

2006年02月01日

怒り狂ってーー

 ホント、もうびっくり!!!
 私は、聴きに行ったコンサートや見に行った映画、読んだ本など手帳に書きこむことにしている。それで、昨年どんな映画を見たのだろうと頁を捲っていたら、3月5日に映画「ボーン・スプレマシー」とある。
 ン? どんな映画だった? 覚えていない!!!
 それで、あせって、昨年見た洋画をチェックしてみると、次の通り全部で21本。ところが、まったく覚えていない映画がゴロゴロいっぱい。 
 「マイ・ボディガード」「ターミナル」「オーシャンズ12」「ボーン・スプレマシー」「ナショナル・トレジャー」「Ray/レイ」「ハイド・アンド・シーク」「ザ・インタープリンター」「ミリオンダラー・ベイビイ」「ビヨンドtheシー」「ホステージ」「スター・ウオーズ エピソード3」「アイランド」「シン・シテイ」「ステルス」「エンパイヤ・オブ・ウルフ」「Mr&Mrsスミス」「キング・コング」
 ね、これってみんなカタカナ語の洋画のタイトル。これに比べて、日本語のタイトルの映画で見たのは「オペラ座の怪人」と「五線譜のラブレター」それに「宇宙戦争」の3本だけ。
 そりゃ、まあ、私の記憶力の賞味期限は切れているけれど、せめて映画のタイトルが日本語で、例えば「愛と青春の旅たち」とか「氷の微笑」とか「羊たちの沈黙」とかつけられていれば、どういう映画だったか思い出すことができる。
 まあ「マイ・ボディーガード」や「ターミナル」など、日本語化したカタカナ語のタイトルがついた映画は、なんとか思い出すことが出来るけれど、「ボーン・スプレマシー」か「ナショナル・トレジャー」て何だ!!!
 それが何? フンだ! ここはアメリカの51番目の州ではないのだから、日本語を使え!!!
 かくして、私が映画のストーリイを覚えていないのはカタカナ語のせいである、ということが判明して、ホント、一安心したもののーーーン? 何? お前は「うっすらアホ化症候群」にかかっていたんじゃないのか、って。ーーとんでもない、それとこれとは別問題である。
 だって、我がニッポンのソーリ大臣もホリエモンの選挙応援問題で「それとこれとは別問題」と答えているでしょ。それと同じである。ホント、わが国のソーリ大臣は頭がいい。ウン、これからは「困った時は別問題」で片付けることにしよう。なんと素敵なフレーズ。
 ところで、我が家には「20世紀シネマ館」全60巻という映画の写真集がある。そこで、カタカナ語に怒り狂った私は、この写真集でカタカナ語の占める割合を調べてみることにした。すると、もうビックリ。
  1025年~1980年ーー紹介されている映画245本中カタカナ語は46本(カタカナ語率11%)
  1981年~1990年ーー紹介されている映画 50本中カタカナ語は27本(カタカナ語率54%)
  1991年~2000年ーー紹介されている映画 50本中カタカナ語は38本(カタカナ語率76%)
 昨年、私の見た映画だけで言えば、カタカナ語率86%。
 それに、映画評論家の双葉十三郎が約9000本の映画の中から選んだ20世紀の究極の映画100本というのを見ても、カタカナ語は100本の内、たった13本だけで、後の98本は、分かり易いニホン語のタイトル。
 その13本のカタカナ語のタイトルは「シェーン」とか「アマデウス」とか「モロッコ」というように、名前や固有名詞をタイトルにしているのが多いので、見ただだけで内容が分かる。
 この21世紀に入ってのカタカナ語タイトルの氾濫は、字幕翻訳者がルーズなのか、宣伝マンがヤル気ないのか知らないけれど、昔は、タイトルを見ただけで行きたくなるような映画がいっぱいあったのである。
 ちなみに、私の好きなタイトルベスト10は「理由なき反抗」「死刑台のエレベーター」「愛と喝采の日々」「明日に向かって撃て!」「悲しみよこんにちは」「俺たちに明日はない」「太陽はひとりぼっち」「誰が為に鐘は鳴る」「愛と青春の旅だち」「ティファニ-で朝食を」
 ね、すごくお洒落なタイトルでしょ。こんなタイトルだと、ウン10年前に見た映画でも、思い出すことが出来る。ああ、それなのにーーである。私は怒り狂っている。

夢旅人 » 風に吹かれて » 怒り狂ってーー

« 2006年01月 | 扉ページ | 2006年03月 »